H23年度

<親子でおもしろサイエンス>どうしてあくびがでるの?

SC35_04.GIF あくびは、ねむくなったとき、つかれがでたとき、たいくつしたとき、それから、部屋の空気が悪くなったときなどにでることが多いようです。
 これらに共通しているのは、こういうときの脳は働きがにぶくなり、通常の活動をしていないということです。おそらく、これがあくびがでる原因と思われます。しかし、なぜ、脳の働きがにぶくなると、あくびがよくでるのかについては、いまのところ、まだよくわかっていません。
 たぶんあくびをするときの動作と関係があるようです。あくびには、大きな口をあけることと、息をはきだすのではなく強くすいこむという、ふたつの大きな特徴があります。
 まず、口を大きくあけることから考えてみましょう。このとき、ふつうでは動かさないような筋肉を、思いきり動かしています。つまり、神経を使って脳を強く刺激して、にぶくなっている脳の活動を活発にしようとしているのです。
 次に息を強くすいこむことによって、新しい酸素をたくさん血液の中に送りこみ、脳をはじめ体の全体を活性化させています。
 つまり、あくびは、何かの原因で、一時的ににぶくなった脳や体に、また活動をさせる働きをしているといえそうです。

どうしてあくびをするとなみだがでるの?


  なぜ、あくびをするとなみだがでるのか、その理由は、あくびをしたときの動作の中にかくされています。ふつう、あくびをするときは、大きく口をあけます。そして目を強くつむります。 人によっては、この顔の動きといっしょに、手をのばしたり、せなかをそらせたりすることもありますが、とにかく、顔の筋肉を思いきりのばしたりちぢめたりしています。これは、目の玉の上にある涙腺というところを、強くおしつけていることになります。そのために涙腺からなみだがしぼりだされるような状態になり、なみだが出てくるのです。あくびは、ねむくなったとき、つかれがでたとき、たいくつしたとき、それから、部屋の空気が悪くなったときなどにでることが多いようです。
 これらに共通しているのは、こういうときの脳は働きがにぶくなり、通常の活動をしていないということです。おそらく、これがあくびがでる原因と思われます。しかし、なぜ、脳の働きがにぶくなると、あくびがよくでるのかについては、いまのところ、まだよくわかっていません。
 たぶんあくびをするときの動作と関係があるようです。あくびには、大きな口をあけることと、息をはきだすのではなく強くすいこむという、ふたつの大きな特徴があります。
 まず、口を大きくあけることから考えてみましょう。このとき、ふつうでは動かさないような筋肉を、思いきり動かしています。つまり、神経を使って脳を強く刺激して、にぶくなっている脳の活動を活発にしようとしているのです。
 次に息を強くすいこむことによって、新しい酸素をたくさん血液の中に送りこみ、脳をはじめ体の全体を活性化させています。
 つまり、あくびは、何かの原因で、一時的ににぶくなった脳や体に、また活動をさせる働きをしているといえそうです。

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