12月12日(木)、4年生がものづくり体験授業で有松絞り体験を行いました。実際に有松絞りで染めを担当している職人の方が講師で来てくださり、雪花絞りのハンカチ作りをしました。はじめに講師の先生から有松絞りについて説明をしてもらい、洋服やマフラーなどの見本を見せていただくとともに、有松絞りの歴史や工夫、職人の技術について詳しく教えてもらいました。社会科や国語で工芸品について学んできたこともあり、子どもたちは興味深く話を聞いていました。その後、自分の作りたい模様を選び、ハンカチを織りました。「きれいに折るときれいに模様が出るよ」と講師の先生からアドバイスを受け、真剣に折っていました。自分の選んだ色でハンカチを染めてもらい、空気に触れるたびに変化していく色に子どもたちは感嘆の声を上げていました。同じ模様を選んでも少しずつ違う模様や色になるのが手作りの良さです。世界に一つだけのオリジナルのハンカチに仕上がり、とても喜んでいました。
