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‘学校集会での校長先生のお話’

H28.3.8

 おはようございます。

 みんなは、平成23年3月11日のことを覚えていますか。東日本大震災です。2万人以上の人が亡くなったり行方不明になったりしました。そして、5年経っても、まだ避難生活をしている人がたくさんいます。

 そして、もう一つ、みんなが生まれる前、平成7年1月17日の大地震のことは知っていますか。阪神淡路大震災といい、東日本大震災より地震の規模は小さかったのですが、人が住んでいる街の下で地震がおき、ビルや高速道路が倒れ、多くの人が亡くなりました。この30年間にものすごく大きな被害があった地震が2回もありました。

 みんなには、こういった大きな被害を出した地震が30年間に2回もあったこと。そして東日本大震災では、今も避難している人がたくさんいること。そして、みんなもこれから大きな地震にあうことがあるかもしれないこと。そして、そういったときに少しでも被害が少なくなるように準備しておくことが地震でなくなった人たちのために、今生きている人たちができることであることを知っておいて欲しいと思います。

 そして、こうした大きな地震があったとき、避難所などで頑張ってみんなのために働いてくれたのが中学生だったそうです。大きな被害であればあるほど、大人の人は、すぐには家へ戻ってこれません。そういったときに頼りになるのが中学生です。みんなが中学生になった時に、こういった大きな被害がでる地震が起きたら、自分にできることは何かをしっかり考え判断して、避難所などで困っている人を助けて上げてください。そのためにも、今から、考え判断する力をつけていかなければいけません。 

昨日の卒業生を送る会、ありがとう。インフルエンザで大変だったと思いますが、それぞれの学年ともしっかり練習し、工夫した発表をしてくれました。よい6年生を送る会になったと思います。みんなの発表は、しっかり6年生の心に届いたと思います。

 

 

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