11月23日に行われた城山校区防災訓練①の続きです。訓練に参加すると様々なことを想定し、それぞれで考えておかないといけないことがわかりました。マンホールトイレの説明では「避難所ではどれくらいの量をためることができるのですか」という質問が出たときには「これまでの例だととても避難所の仮設トイレだけでは足りないことがわかっています。」という回答でした。「それぞれの家で固まるトイレや簡易式のものを準備しておく必要がある」ということです。炊き出しコーナーでは実際に豚汁とアルファ化米のおにぎりが出ました。温かい豚汁はとてもおいしく、おにぎりもやわらかく食べやすいものでした。防災用のアルファ化米も年々工夫され、これまでのわかしたお湯にレトルトを入れてゆでる、というものから米の入った袋おなかに少量のお湯を入れて15分置いておくだけでやわらかいご飯になる、というものに進化していました。もしもの時にはこのアルファ化米はどれくらい必要か、少量でもお湯を用意するためには何が必要か、などを考えながら食べていました。温かいものが胃に入るだけで体全体がほかほかとし、元気がわいてきます。
大人も子供も一緒になって学ぶ防災訓練となりました。ご家庭でももしもの時に備えて、どんなものが必要か、どう動くか具体的に話し合っておくとよいですね。
