保健情報

五感イキイキ!楽しく食べる食育で子どもが伸びる

学校保健大会で、桜花学園大学副学長・名古屋短期大学教授 小川雄二先生の講演がありました。

食育は知育・徳育・体育の基礎となるものです。講演で話された、心と体と生きる力を育てる「食育」の5つのヒントを紹介します。

1 五感で楽しむ「食育」が脳を育てる

食は五感を同時に使う唯一の行為。子どもの脳に食の五感情報を届けよう。

2 楽しく食べる食育

学童期には、食の体験を深め、食の世界を広げよう。目指したい子どもの姿-

①1日3回の食事や間食のリズムが持てる子ども ②食事のバランスや適量がわかる子ども ③家族や仲間と一緒に食事づくりや準備を楽しむ子ども ④自然と食べ物との関わり、地域と食べ物との関わりに関心をもつ子ども ⑤自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる子ども

3 好きなもの食べたいものを増やす

味の記憶が嗜好を決める。子どもが食べ物を好きになるためのポイントは食のプラス情報・プラス体験。

①食事の場が楽しい雰囲気であること ②子ども自身が食のプロセスに関わること

4 おなかのすくリズムをつくる

覚えておきたい三つの3

①朝食を食べてからおなかがすくまでの時間は3.5~4時間→早めの朝食が給食の食欲をもたらす ②血糖値を上昇させるのに必要な食べ物の量は3グラム→夕食をおいしくとるためのおやつの工夫 ③食べ始めてから血糖値が上昇するまでの時間は30分→楽しく食べられる時間は30分

5 子どもの食育6つの工夫

①朝食前のお手伝い(簡単な食事づくりなど) ②1分でできるお味見 ③親子で一緒にクッキング ④親子で一緒にお買い物 ⑤ 野菜の栽培・収穫 ⑥会話のある楽しい食卓

 

 

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