
昨日18日に、絆画作家の大村順さんをお招きし、「遺後(いのち)の授業」を行いました。大村さんは、大切な人を亡くされた家族からの依頼を受けて、ご家族の思いを絵で表現されている方です。展示された絆画(きずなえ)はどれも笑顔で、もし生きていればこんな笑顔で過ごされていたのだろうなと想像できるほど感動的な絵ばかりでした。一つの命には、多くの人たちがかかわっていること。また、弱く生きていいことなど、熱意を込めて子どもたちにお話しいただきました。お話の後の似顔絵デモンストレーションでは、2~3分ほどで先生の似顔絵を描き上げるようすに、子どもたちからは驚きと感動の声が聞こえてきました。今回の授業は、本校PTAの後援事業として実施。保護者の方の参観もあり、大人と子どもたちが共にいのちについて考える貴重な時間となりました。

また、子どもたちが帰った後に、大村さんを講師に先生たちの研修会も開きました。実体験をもとにした大村さんの話は、職員たちの心に響き、尊い命をどう守っていくべきか考えさせられるものでした。家庭にも地域にも学校にも子どもたちの笑顔が絶えない、そんな社会にしていきたいと強く思いました。