あさひスマイルコミュニティー

地域の人の命は地域の人が守る

10年以上前、防災教育の研究をする機会があり、神戸や淡路島で震災関連の施設を見学しました。

淡路島では、震災語り部の方に直接お話を聞きましたが、今でも印象に残っている話が2つあります。

1つは「家具は凶器になる」という話で、大地震が起きると、家具が倒れたり、飛んできて、人を傷つけるということです。

家に帰ってから早速、寝室で倒れる心配のある家具はないか点検したり、居間のテレビなどを固定したりしました。

もう1つは、「地域の人が多くの人の命を救った」という話です。

大地震が起きて、救援か来るまで時間がかかります。最初に救助活動を行うのは、地域の人々です。淡路島では、地域の結びつきが強く、どの家に何人住んでいるかをお互いによく知っていました。それで、この家にはまだ人がいるはずだと、つぶれた家を掘り返し、救助できたということです。さらに寝室の場所もだいたいわかるので、ピンポイントで掘り返し、早く救助できたそうです。家の下敷きになった場合、少しでも早く救助することが大切であり、淡路島で多くの家が潰れたのに大勢の人が助かったのは地域の力が大きかったということです。

昨年度より、本地原小学校区は市の防災モデル地区となり、さまざまな活動をしています。7月に案内を配布しましたが、8月28日(日)9時~12時に本地原小学校体育館で防災講習会を行います。昨年はDIG(災害図上訓練)を行いましたが、ことしは「親子で学ぶストローハウス耐震構造ゲーム」を行います。学校でも防災教育を行っていますが、親子で学び、地域の防災力を高めていくことはとても重要だと考えます。

すでに申し込んでくださったご家族もありますが、まだ参加できます。

ぜひご参加ください。

参加ご希望の方は電話で学校にご連絡ください。

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