6年

卒業式 式辞

式辞

 卒業生のみなさん、今年度はいつもと違う特別な卒業式になりました。ここにみえない保護者の方、在校生の分まで心をこめて言います。

ご卒業おめでとうございます。

今、一人一人に卒業証書を渡しながら、みなさんがこの1年間、最高学年として活躍した姿を思い浮かべていました。みなさんは、「明るく前向きに学ぶ」意欲的な六年生でした。課題に真剣に取り組み、みんなで話し合い、学び合うことができました。また、みなさんは、「正しく思いやりをもって行動する」やさしい六年生でした。仲間や下級生となかよくし、本地っ子祭では、学校中を笑顔で一杯にしました。そして、みなさんは、「のびのびとたくましく成長する」力強い六年生でした。運動会の表現運動や、部活動の試合・発表では、すばらしい活躍を見せてくれました。感動しました。本当にありがとう。 

未来へ向かって歩んでいくみなさんに三つの言葉をおくります。

まず「みんな違って、みんないい」人と違う自分を大切にしましょう。無理に人に合わせなくていいのです。自分が好きなことに自信をもちましょう。そして、自分と違う人を大切にしましょう。人を差別したり、ばかにしたりしてはいけません。みんな違って、みんないいのです。

次に「力がいつもよみがえる」校歌三番の歌詞です。これから、うまくいかない時や悲しいこと、つらいこともあるかもしれません。しかし、それを乗り越える力を、みなさんはもっています。もうだめだと思っても、「力がいつもよみがえる」のです。

そして、「つなぐ」。学びをつなぐ、言葉でつなぐ、明日へつなぐ、人と人をつなぐ、自分と社会、日本、世界をつなぐ、過去と未来をつなぐ。人はつながりの中で生きています。一人ではありません。「みんな違ってみんないい」「力がいつもよみがえる」「つなぐ」忘れないでください。

最後に、「集めよう笑顔 つなごう なかよし チーム本地っ子」みなさんは卒業しても、本地ヶ原の本地っ子です。元気な笑顔でいつまでも。

以上、式辞といたします。

 

令和二年 三月十九日

本地原小学校長 水野博文

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