5年生

17文字に込めた夏

5年生の教室を通りかかると、教室の後ろに俳句が掲示されていました。
「5・7・5」のわずか17文字。短い言葉の中に、季節の風景やそのときの気持ちを表しています。

子どもたちの作品を見ていると、同じ「夏」という季節でも、一人一人の見え方や感じ方が違うことに気付きます。

「あさがおが おどって見える 夏の風」
風に揺れるあさがおを「おどって見える」と表現したところに、子どもらしい豊かな感性を感じます。

「山登り みどりがおどる 風の中」
山の中を歩いたときに感じた緑の鮮やかさや、風に揺れる木々の様子が、「みどりがおどる」という言葉から伝わってきます。

「夏まつり はなびがそらに まいあがる」
夏祭りの夜空に上がる花火。その情景を、素直な言葉で切り取った作品です。

「夏祭り 会えたらいいな あの人に」
夏祭りから花火や夜空を思い浮かべるだけでなく、そこから「会いたい人」への思いへと想像を広げているところも素敵です。

17文字という限られた言葉だからこそ、何を見て、何を感じ、何を思ったのかが、かえってはっきりと伝わってくるようです。

子どもたちの俳句を読みながら、「なるほど、そんなふうに感じたんだ」と、こちらまで楽しい気持ちになりました。5年生の教室には、17文字の中に、それぞれの「夏」が並んでいました。

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