本日、2学期の終業式を行いました。
体育館に入場した子どもたちは、いつものにぎやかな表情とは少し違い、学期の節目にふさわしい、引き締まった顔つきで式に臨んでいました。落ち着いた雰囲気の中で、2学期の終業式を迎えることができました。
校長先生からは、「2学期を振り返って、楽しかったこと、うれしかったこと、そして自分の力が伸びたと感じることを意識してみましょう」というお話がありました。日々の学校生活の中で積み重ねてきた経験や成長を、自分自身で振り返り、次につなげていく大切さを考える時間となりました。
生徒指導の先生からは、「天国と地獄」のたとえ話を通して、相手のことを思って行動することで、まわりも自分も幸せになれるというお話がありました。また、阪神・淡路大震災のエピソードをもとに、「うばいあえばたりぬ、わけあえばあまる」という言葉を紹介していただき、私たちの普段の生活の中で、思いやりや助け合いがどのように生かされているかを考える機会となりました。
続いて、愛日地区読書感想画コンクールで入選した児童の表彰が行われ、校長先生から賞状が手渡されました。努力が認められた喜びとともに、読書や表現することの楽しさを改めて感じる場面となりました。
最後に、児童会長から、先日実施した「赤い羽根共同募金」の募金額の発表があり、その募金がどのように使われ、どんな人たちの支えになるのかについて、具体的に説明がありました。自分たちの行動が、誰かの力につながっていることを知り、会場全体があたたかい気持ちに包まれました。
一つ一つのお話を通して、2学期の締めくくりにふさわしい、心に残る終業式となりました。冬休みを前に、子どもたちが思いやりの心を胸に、また新たな気持ちで3学期を迎えてくれることを願っています。
