校長室から

第37回卒業証書授与式/校長・式辞

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「尾張旭市立東中学校 平成24年度 第37回 卒業式 式辞」

 寒さも ようやくやわらいで 今日は 春のおとずれを感じさせる すばらしい日になりました。
 平成24年度 第37回 卒業生のみなさん 卒業 おめでとうございます。
  今日の良き日を祝して尾張旭市長 水野 義則様はじめ市議会・尾張旭市教育委員会はじめ、近隣の高等学校・小学校の先生、校区の方々、PTAのみなさんなど、たくさんのご来賓のみなさまのご臨席をいただきましたこと、高い席からではございますが、深く感謝を申し上げます。 ありがとうございました。
  卒業生のみなさん、思い起こせば3年前、ぴかぴかの1年生から中学校生活がスタートしました。
2年生では、福井県の若狭湾での野外活動がありました。日本海に面したすばらしい景色の中でのキャンプでしたが、きれいな海で存分に遊べたことやきつい山道でのハイキングなど、今では懐かしい思い出です。
  修学旅行では、高山・富山・立山から黒部ダムなど、北アルプスの雄大な自然を満喫できました。
  夏は、各種部活動の大会がありました。みんなよくがんばりました。暑さに負けず、すばらしい活躍があり大変感動しました。
  君たちの学年の様子について、指導していただいた先生方の話によると、男女の仲がよく、何事にも自分たちで進んで取り組むことができましたとのことでした。
  「心に響く友であれ」
  これは、君たちの学年の一つのテーマとして、一年生の時からいろいろなところで話をされてきた言葉です。
  どんなにつらいときも、くやしいときも元気に学校に来て、友達や先生方との 
ふれあいの中で 互いに笑顔を大切にすること、そんな気持ちがあれば、きっと、最後はうまく過ごせるのではないかと思います。
  二月の学校集会で、北風と太陽の話をしました。
  北風が吹くと、とても寒くて、一人ぽっちなら、なおさら寂しい思いになって
しまいます。
 そんな時こそ、誰かが太陽となって、優しい声かけたり、励ましたりすることで、とても、うれしくなったり、寂しかった心の中に、ぬくもりを感じたりする時も
あります。
  「心に響く友であれ」
そうした人と人が互いに理解しあい、認め合い、助け合うことのできる仲間づくりがとても大切であるということ、他にも東中学校で学んだこと 多くのことを
今後の人生の中で生かしていってほしいと願っています。
 
  保護者の皆様、義務教育9年間の課程を終えた、お子様に卒業証書を授与いたしました。
 中学校入学以来、さまざまな期待と不安のある中で、温かい愛情につつんでいただき、本日の卒業式を迎えられましたこと、万感の思いがあることと拝察いたします。
  これからも、お子様の心の支えとして、あたたかく見守っていただきますよう
お願い申し上げます。
  最後になりますが、保護者のみなさまはじめ、本校の教育にご理解とご協力をいただきました、市当局はじめ、地域の方々に深く感謝を申しあげ、式辞といたします。

                                                平成25年3月7日
                                     
                                  尾張旭市立東中学校 校長 黒田 博
 

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