ありがとうを贈ろう

「天国のおばあちゃんへ」(「ありがとうの本」に掲載されました)

「おばあちゃんにはバイオリンも教えてもらいました。おばあちゃんのことが大好きでした。」と教えてくれた2年生女子。全体で9,000通近くもの応募があった「ありがとうを贈ろう」キャンペーン。東中からも243通も応募しました。その中から厳選100通の作品が載った「ありがとうの本」。その中に、なんとこの2年生女子の作品も選ばれました。

「天国のおばあちゃんへ」

私がありがとうを贈りたい相手は、天国のおばあちゃんです。おばあちゃんにがんが見つかったのは、去年の6月でした。肺にあったがんが脳に転移していたのです。私は悲しかったけど、おばあちゃんを悲しませないために、笑顔でいるようにしました。ある日、おばあちゃんは私の手をとり言いました。「あなたの笑顔は人を元気にする力があるの。その力を貰えるから、私はがんばれるわ。絶対治してみせるからね」それが私とおばあちゃんの最後の会話でした。その年の10月におばあちゃんは天国へ旅立ちました。あの言葉は、私の一生の宝物になりました。これからもこの言葉を胸に生きていきます。おばあちゃん、本当にありがとう。

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