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道徳教科化に備え「役割演技」の研修

 平成30年度から小学校で、平成31年度からは中学校でも、「道徳」が「特別な教科」と位置づけられ、評価も行われるようになります。それに備えて、東栄小学校では今年度、現職研修のスーパーバイザーに上越教育大学大学院教授の早川裕隆先生をお迎えして、道徳の授業の在り方や評価の方法について学んでいます。今日はその2回目でした。

 今日のテーマは役割演技をどう取り入れるかです。5時間目に、2年生のクラスで道徳の授業研究をしました。動物たちが島へ遊びに行くのだけれど、りすさんは泳げない。さあどうしよう。動物たちの気持ちやりすの気持ちを考え「みんな仲良し」になるためにはどうしたらいいか・・・あひるやかめ、りすなどを演じることを通して考えさせました。

 

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 放課後の研修会では、主題名の設定のありかた、評価の観点の明確化(ex.道徳的価値観の実感としての理解)に続いて、役割演技(ロールプレイ)の適切な取り入れ方んいついてお話をうかがいました。もともと心理療法の一つとして生まれたロールプレイでは、ネガティブな価値を体験させることは危険であり、必ず「やってよかった」と思って終わらせ無ければならないとのことでした。明日からの授業実践に生かしたいと思います。

 

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