3年

交通安全教室(3・4年生)

 低学年の頃にくらべ、行動範囲がぐっと広がる中学年。その移動の手段になるのが自転車です。でも、小学生の交通事故のうち、自転車乗車時のものが少なくありません。そこで、守山警察署のお巡りさんに来ていただいて、3・4年生を対象に自転車の安全な乗り方教室を開きました。

 最初に、パトロールカーを背にしてお話をうかがいました。一つ目は、6月1日から道路交通法が改正され、自転車の危険な乗り方が摘発されるようになったこと。二つ目はヘルメット着用の大切さ。万が一の時に命を守るための正しいかぶり方の説明がありました。三つ目は自動車の運転者からの死角についてです。自動車が右折や左折をする時、左右のA ピラーによってできる死角に自転車や歩行者が隠れて見えないことあるので、信号が青でも周囲に注意を払う必要があるとのことでした。四つ目は、尾張旭市内では国道302号(名二環沿い)で交通死亡事故が多いということでした。

 自転車の実習では、①後方確認をしてからの乗車、②発進の時のペダルの踏み込み方、③T字路での一時停止と左右の確認、④再発進と左折、⑤駐車車両のよけ方(ここでパトカーが障害物役に)、⑥歩道の走り方、⑦停車と降車を体験しました。全員が1回ずつコースを走りました。短い距離でしたが、学ぶことは盛りだくさんです。3年生は発進時にふらつくことが多く、反対車線まで蛇行してしまう姿が頻繁に見られました。安全な場所で、発進や低速走行の練習を十分にする必要がありそうです。ご家庭でも、子ども達の運転技能を見てあげてください。

 お巡りさん、お忙しい中来ていただき、ありがとうございました。

 

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【体験コース全景。右手前で一時停止、左折して奥で歩道走行】

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