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感動的な卒業式でした

 平成26年度 尾張旭市立東栄小学校 第63回卒業証書授与式が、春らしい好天の下で挙行されました。

 

 8時45分から卒業生の受け付けが始まりました。5年生の係が待ち受けていて、卒業生の胸に紫色のカトレアのコサージュをつけました。

 

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 9時25分、6年生の入場が始りました。今年度は3クラスすべてに特別支援学級「たんぽぽ」の児童が通級しているため、たんぽぽの担任が同行することになりました。ということで、先導の先生が2人ずつです。

 

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 式の次第は卒業証書の授与から始まりました。一人一人壇上に上がり、校長先生から証書を受け取りました。1組1番以外は演壇の前に立ったタイミングで名前を呼ばれます。会場を埋めたたくさんの保護者、児童、そして来賓が見守る中ですから、少なからぬ緊張感です。でも、全員がしっかりとした声で返事ができました。

 

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 証書授与に続いては、校長による式辞、尾張旭市教育委員会教育委員 鈴木達人様による告辞、尾張旭市総務部長 野村孝二様、尾張旭市議会議員 武田なおき様、そしてPTA会長 松尾様による祝辞がありました。これまで育てられたことへの感謝と、未来に向かっての夢を実現するための強い意志についてなど、心に残るお話をしていただき、卒業生へのはなむけとなりました。

 

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 近年の卒業式の華は、何といっても呼びかけと歌です。卒業生と在校生が呼応した呼びかけ。6年生は全員がソロの台詞を割り当てられ、しっかりと呼びかけていました。全員による「校歌」、6年生の「桜の雨」、5年生の「広い世界へ」、そして6年生の「旅立ちの日に」。「旅立ちの日に」は近頃の卒業式では定番になっている曲で、今日も素晴らしい調子で歌い上げました。「桜の雨」は難しい曲でしたが、6年生の子ども達の強い希望で取り入れたのだそうです。5年生の「広い世界へ」は、伸びやかに2部合唱を成功させていました。

 5年生のパートの辺りから、6年生は涙、涙、涙・・・ハンカチを握りしめ、顔を覆う姿が印象的な「門出の言葉」でした。

 

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 そして退場。溢れる涙もおさまり、笑顔が目立ちました。

 

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 教室に戻って、20分間の学級活動がありました。1年間のクラスでの生活や、卒業式の感想を一人一人が発表したり、担任の先生から最後の言葉があったり・・・あっという間に時間が過ぎてゆきます。

 

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 卒業証書授与式終了後、40分経って始った送別。昨日の雨の水たまりが一部には残るものの、なんとか運動場での見送りができました。5年生が作る長い花道を通り抜けた向こうでは、保護者の皆さんが卒業生を笑顔で迎えました。

 

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 110名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。限りない明日へ向かって、大きく、力強く羽ばたいてくだざい。

 

 ご参列いただいた保護者の皆さん、ご臨席くださった御来賓の方々、本当にありがとうございました。今後とも、東栄小学校の教育活動への、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。