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小さい秋見つけた2014 ⑥ 見上げると・・Ⅱ

 週末を控えた金曜日、運動場では一日中、運動会の練習が行われていました。1・2時間目は3・4年生の音遊、3時間目は1年生の競遊、4時間目は2年生の徒競走と競遊、5時間目は5・6年の組体操、6時間目は5・6年の競遊、そして放課後は児童会や応援団による開会式・閉会式の練習と、ファンファーレバンド部のユニフォームを着てのドリル演奏とびっしり。

 そんな中、ふと空を見上げると、秋の深まりを感じさせる雲がたなびいていました。昼過ぎの東の空には、「すじ雲」が見えました。刷毛ではいたような、高度5000~15000mに達する高空に出来る雲で、「巻雲」とも呼ばれます。「うろこ雲」と同じように、氷の粒でできています。

 放課後に南西の空に浮かんでいたのは「うろこ雲」です。これも5000~15000mにあり、別名は「巻積雲」。形が崩れやすく、美しい姿を長くはとどめていないのだそうです。雲の貴重品とか・・・

 夕暮れ時、西の空で夕焼けに照らし出されていたのは「ひつじ雲」でしょうか。これも秋に美しく見える、2000~7000mに浮く「高積雲」です。「うろこ雲」より一つ一つの雲(雲辺というそうです)が厚いのが特徴です。ご覧のように、夕方や朝に横から光がさすと、美しい姿が見られます。

 

【写真の右上や左上が典型的な「すじ雲」です】

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【中央付近が「うろこ雲」です。「すじ雲」も見えます】

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【西の空で紅に染まる叢雲、「ひつじ雲」です】

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 う~ん、秋ですねぇ。