1年生

読書感想画コンクール

  本日までの日程で、中央公民館のロビーにて「読書感想画コンクール」優秀作品展が開催されていました。瑞鳳小学校の子どもたちの作品も展示されていると聞き、最終日ではありましたが、足を運びました。

会場に入ると、そこはまるで小さな「美術館」のような空間でした。本を読んだ後に広がる「心の中の風景」が、一枚一枚の画用紙いっぱいに描き出されています。
同じ本を読んでも、描かれる色は違う。光の差し方も、登場人物の表情も、選ばれる場面も違う。

ある子は物語のクライマックスを大胆な構図で切り取り、ある子は主人公の心の揺れをやわらかな色彩で表現し、またある子は背景の細部まで丁寧に描き込み、物語の空気そのものを再現していました。

読書感想画は、単なる挿絵ではありません。「読んだ」足跡ではなく、「感じた」足跡なのだと改めて思いました。

絵の前に立っていると、思わずその子が読んだ本を手に取りたくなります。
「この場面を、こんなふうに感じたのか」
「この登場人物を、こんな色で見ていたのか」

読書は、静かな営みです。けれど、その静けさの中で、子どもたちの心は確かに大きく動いています。
そして読書感想画は、その動きが色と線になって現れたものです。

もし最近、本から遠ざかっていると感じるなら、ぜひ一冊、手に取ってみて欲しいなと思います。

ページをめくった先に広がる世界は、読む人によってまったく違う景色になります。

そして、その世界はきっと、子ども達の中でも、静かに色づき始めると思います。

コメントを残す


*