「人権宣言」という言葉を初めて知ったのは「鉄腕アトム」の「ロボット人権宣言」でした。
「鉄腕アトム」にはロボット差別を通して、人権について考えさせられるエピソードがたくさんありました。
そもそも最初のエピソード「アトム大使」はもうひとつの地球の人たちとの争いの物語でした。
「科学技術が発達しても、人間の心そのものは進歩しない」ということは手塚治虫の漫画に繰り返し描かれるテーマです。
「それでも、世界中の人々が仲良くし、平和な世界になることを希望する」、そんな願いも描かれています。
２１世紀は「人権の世紀」と言われています。「戦争の世紀」であった２０世紀の反省を生かして、「平和な世界」に向けて一歩ずつ進んでいきたいものです。
