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平和記念資料館~ヒロシマを知ることは未来を考えること~

平和関連施設訪問事業で最初に訪れたのが「平和記念資料館」です。

ここでは、ヒロシマ・ピース・ボランティアの寺島さんに説明していただきながら、展示を見学しました。

寺島さんは、国民学校5年生で原爆を経験された被爆者の方です。そして、、次のような話がありました。

・ 広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)の碑文「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」の主語は誰かについて論争があったが、今は「人類全体」と言われている。

・ 広島に原爆が投下されたのは、原爆の効果を知るためでもあった。

・ 原爆の被害は、熱線・爆風・火災・放射線によるものがあり、さらに白血病など後障害もあった。

原爆の被害の写真や実物を見ると、その悲惨さに目を背けたくなるものもあります。1発の原子爆弾が地獄を生み出したのです。しかし、そこから原爆の恐ろしさ、戦争の恐ろしさを感じ、平和の大切さを考えることができます。

寺島さんは最後にこう言われました。

「今日思ったことを忘れないでほしい。今日見た時はそう思っても明日になったら忘れているようではいけない。平和を大切に思う気持ちを強くもってほしい」

この資料館には、平和と折り鶴が結びつけられるもととなった佐々木禎子さんが折った鶴も展示されていました。

平和記念資料館のサイトには「バーチャル・ミュージアム」があり、展示や説明を見ることができます。

ぜひご覧下さい。

http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/index.html

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             ↑  佐々木禎子さんが折った鶴

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