学校だより

秋の夕焼け空

11月が始まりました。

朝晩はすっかり涼しくなり、長袖の上に一枚羽織って登校する子どもたちの姿も増えてきました。日中との寒暖差が大きく、体調を崩しやすい季節です。近隣の学校では、インフルエンザによる学級閉鎖も報告されています。学校でも手洗いやうがいなど、基本的な健康管理を大切にしていきたいと思います。

さて、今日の夕方のことです。ふと運動場に目を向けると、瑞鳳小学校の上空に、息をのむような美しい夕焼けが広がっていました。紫色から桃色、そして茜色へ。幾重にも重なる雲が夕日に照らされ、刻々と表情を変えていきます。思わず足を止め、しばらく空を見上げてしまいました。残念ながら、子どもたちはすでに下校した後。できることなら、この空を子どもたちと一緒に眺めたかったなと思いました。

自然というのは、ときとして人間の想像をはるかに超える景色を見せてくれます。そんな空を眺めていると、日頃、自分がいかに小さな世界の中で物事を考えているのか、気付かされるような気がします。私たちはつい、目の前の出来事や自分の考えにとらわれがちです。しかし、少し視線を上げるだけで、そこには思いもよらない世界が広がっています。

教育も、どこか似ているのかもしれません。

子どもたちには、教科書から学ぶ知識だけでなく、美しいものを美しいと感じる心、不思議なことに「なぜだろう」と問いかける心、そして、自分とは違う見方や考え方にも目を向けられる柔らかな心を育んでほしいと思います。そのためには、私たち大人も、日々の忙しさの中で少しだけ足を止め、身近な自然や小さな発見に心を動かす余裕を忘れずにいたいなと思います。

今度子どもたちが登校してきたら、この写真を見せてみようと思います。きっと、大人とは違う感想を聞かせてくれると思います。そんな子どもたちの言葉に出会えることも、学校で働く楽しみの一つです。

コメントを残す


*