5年生

自分のペースで、自分の学びを!

5年生の廊下が、いつもより少しにぎやかだったので、教室をのぞいてみました。

「何をしているの?」と尋ねると、子どもたちが口々に、「マイペース学習をしているよ」と教えてくれました。この日の5年生は、算数の「自由進度学習」に取り組んでいました。

自由進度学習とは、先生が示した学習の見通しをもとにしながら、子どもたちが自分の理解度や課題に合わせて、学習する内容や進め方を調整していく学び方です。

文部科学省が進める「個別最適な学び」の考え方にもつながるもので、「みんなが同じことを、同じ速さで学ぶ」のではなく、一人一人が自分に必要な学びに向き合うことを大切にしています。

この日の学習は、分母の異なる分数の足し算と引き算。通分がまだ十分に身に付いていない子は、まず通分の練習にじっくり取り組んでいました。一方、通分をスムーズにできる子は、たくさんの問題を解きながら、計算に慣れる練習をしていました。

同じ教室で、同じ算数の学習をしていても、取り組んでいることは一人一人違います。

「ここがまだ苦手だから、もう少し練習しよう」
「できるようになったから、次の問題に挑戦してみよう」
そんなふうに、自分の学びを自分で調整していく姿が見られました。

「自分のペースで学ぶ」ということは、決して「自分勝手に学ぶ」ということではありません。自分の今の姿を見つめ、何ができていて、何が課題なのかを考え、必要な学びを自分で選んでいくこと。

5年生の教室には、そんな「自分で学ぶ力」を少しずつ身に付けようとする子どもたちの姿がありました。とても難しいことではありますが、自分と向き合う子ども達であってほしいと願っています。

コメントを残す


*