今日は、あいにくの雨。9月になってから、随分と雨の日が続いています。外で思い切り遊ぶことができず、子どもたちは退屈していないかな……。そんなことを思いながら、20分放課に校舎を歩いてみました。
2年生の教室をのぞいてみると、そこには楽しそうな子どもたちの姿がありました。生活科の学習で作ったおもちゃで遊んでいるところです。
教科書に載っているおもちゃを参考にしながら、自分たちなりの工夫を加えて作ったおもちゃは、どれもなかなかの力作です。
「先生、見て見て!」
私を見つけた子どもたちが、次々に声をかけてくれました。おもちゃの仕組みを一生懸命説明してくれたり、「こうやって遊ぶんだよ」と遊び方を教えてくれたり。いつの間にか、私も子どもたちの遊びの仲間入りです。
磁石を使ったおもちゃ、乾電池を重しにして坂道をおもしろいリズムで降りていくおもちゃ、乳製品の容器が「ポン!」と音を立てて飛び出すおもちゃなど、本当にいろいろなおもちゃがありました。
「どうしたらもっと楽しくなるかな」と考え、試して、工夫して、そして友だちと一緒に遊ぶ。生活科の学習の中で、子どもたちの「やってみたい」が、しっかり形になっているように感じました。
図書室にも行ってみました。そこでは、いつもは運動場で元気いっぱい遊んでいる6年生が、大型絵本を読んで楽しんでいました。
「外でしか会わない子が、今日は珍しいところで会うね」と声をかけると、
「先生、この雨、勘弁してよ」
そんな言葉が返ってきました。外で遊びたい気持ちを、ぐっとこらえているのが伝わってきます。それでも、友だちと一緒に本を囲みながら、雨の日の時間を上手に過ごしていました。
職員室へ戻ろうと階段を降りていると、今度は保健室の先生が作ってくれた掲示物を、熱心にめくっている子に出会いました。
「何してるの?」
そう尋ねると、
「今日はピンクの気持ちなんだ!」
と、楽しそうに教えてくれました。
雨の日には、雨の日の過ごし方があります。外で遊べないことを残念に思いながらも、教室で友だちと遊んだり、本を読んだり、自分で作ったおもちゃを楽しんだり……。今日の校舎を歩いてみて、子どもたちがその時、その場所でできることを見つけながら、上手に過ごしていることに気付きました。
さて、明日は晴れるでしょうか。子どもたちの「外で遊びたい!」という声が、青空の下で聞けることを楽しみにしています。
